まさかのAIS流投資戦略 > 斎藤真彦 > 推薦銘柄理由 アステラス製薬<4503>
10月は厳しい相場になりそうです…。
今回私がこの銘柄を推薦した経緯としては、どちらかといえば消去法で決定しました。
輸出関連株に関しては、為替と政局が安定しない限り、しばらくは上昇は見込めないのでは?と考えました。自動車、家電製品など、為替の影響もさることながら、アメリカだけでなく、ヨーロッパの消費がかなり落ち込んでいます。アメリカ、ヨーロッパの機関投資家が、トヨタや日立など主力株をいつ換金売りに出るかも不安材料です。
不動産、建設関連株に関しては、ミニバブルがはじけたこともあり、特に新興企業を中心として、倒産が相次いでいます。(アーバン、スルガコーポレーション等)。
そして金融関連株ですが、最近では、アメリカで金融対策法案が可決されましたが、サブプライムの規模から考えて効果は不透明だと思います。仮に公的資金75兆円を市場に投入したとしても、全体損益150兆円とも言われる損失の半分にしか過ぎませんよね。今後サブプライムの影響はさらに拡大するのでは?。
とゆうわけで、できる限り為替の影響を受けない、内需関連株となると、製薬や小売業、IT、情報関連を考えました。その中でも最近、比較的物色されていなかった製薬を選びました。
製薬株としては、
武田薬品工業
アステラス製薬
エーザイ
などがあげられますが、やはり外国人投資家による換金売りを嫌い武田は避けました。
その一方で、9月19日に米国マキシジェン社とのライセンス契約を締結させた、アステラス製薬が好材料であり、テクニカル的に見てもまだまだ上昇する余地はある、と考えました。
アステラス製薬はこの締結をもって、臓器移植時の拒絶反応抑制剤については、全世界での独占的開発、販売権を保有することになります。その分支払うロイヤリティもまた莫大なものではありますが、これってすごいことでは、ないでしょうか?
以上のような理由から、私はアステラス製薬を推薦いたしました。
10月~12月にかけては、厳しい相場がつづきそうです。アメリカの総裁選はもちろんですが、日本の解散総選挙も現実のものとなりつつあります。お金の混乱、政治の変革と悪いことは重なるものです。
「ピンチな時こそ、チャンス!!」なんておっしゃる投資家の方もいらっしゃいます。確かに市場の乱れ
につけ込んで、今のうちに仕込んでおくのは有効なのでしょう。
しかし、いつごろ本当に株価が回復するのでしょうか?
株価の完全な回復とまでは行きませんが、私の予想では…
日本の衆議院の解散
アメリカ総裁選の終了
日経平均の1万円割れ
で、ある程度悪材料は出尽すと考えています。しかし、サブプライムで煮え湯を飲まされた(自ら飲んだ?)アメリカの証券会社は、株にお金を流すでしょうか?
悲観ばかりするのは良くないことですが、テレビなどでアナリストのゆう「世界恐慌」が実際に起こるのではないか少し心配です。